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劇作家・歌人・詩人など様々な活躍を見せていた寺山修司と『不良少年』で新境地を開いた羽仁進が共同で執筆したオリジナル脚本を、羽仁が監督した作品。ドキュメンタリーや隠し撮りなど実験的な手法を用いている。『オーロラの下で』の奥村祐治が撮影を担当。アート系の映画を輩出している日本アート・シアター・ギルド(ATG)が配給。青春映画の傑作として、1968年のキネマ旬報ベストテン日本映画部門・第6位を獲得した。

■見どころ
①ドキュメンタリーの名手と謳われる羽仁監督が、デリケートな若者の心の機微を瑞々しく描く。
②様々な手法を駆使して表現される映像に、昭和のアンダーグラウンドへといざなわれる。
③終始モノクロで進む世界観。8㎜フィルムの上映会部分だけがカラーとなり、印象に残る。

湯浅実

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TSUTAYA DISCASで観られる湯浅実の作品

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