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2022年に公開された日本・フランス・フィリピン・カタールの合作。75歳以上の高齢者に自らの生死の権利を保障する制度「PLAN 75」が施行された近未来の日本を舞台に、制度に翻弄される人々の姿が描かれる。監督・脚本は本作が長編映画デビューとなる早川千絵。主演は9年ぶりに映画主演を務める倍賞千恵子。市役所の職員やコールセンターのスタッフなど、さまざまな立場の人物を磯村勇斗、たかお鷹、河合優実らが演じる。第95回アカデミー賞・外国語映画賞部門の日本代表作品に選出。

■見どころ
①死を選ぶ制度に対する倫理的な議論や人間の尊厳とは何かという問いかけが、見る者の心に深く刺さる。
②仕事を失いながらも生きる希望を見出そうとする78歳の高齢女性の姿が、心の深く染み入ってくる。
③カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品され、カメラドールのスペシャルメンションに選ばれた名作。

『万引き家族』でカンヌ国際映画祭のパルムドームを受賞した是枝裕和が総合監修のオムニバス映画。10年後の日本の未来をテーマに5人の若手監督が高齢化やAI教育、原発といった社会問題とそれに直面する人々の姿を描く。2015年に香港で製作され、社会現象となった短編オムニバス映画『十年』を元に、日本、タイ、台湾において自国の現在と未来に切り込む国際共同プロジェクトの一環である。

出演は、『Water』、『アレノ』で知られる川口覚、『哭声 コクソン』で外国人として初めて青龍映画賞で受賞を果たした國村隼、『愛を積むひと』、『湯を沸かすほどの熱い愛』の杉咲花、『ジョゼと虎と魚たち』、『そこのみにて光輝く』の池脇千鶴、『ほとりの朔子』、『ポンチョに夜明けの風はらませて』で知られる太賀。

早川千絵

プロフィール

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TSUTAYA DISCASで観られる早川千絵の作品

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