2022年に制作された日本の短編映画。インターネット上で不適切なコンテンツを監視する仕事にのめり込んでいく主婦のリアルなドラマが描かれている。監督と脚本を務めたのは、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2023で観客賞を獲得した「勝手に死ぬな」を含む多様な短編映画で知られる天野大地。主役を演じるのは、「鯨の骨」「夜明けまでバス停で」「花と雨」などで知られる大西礼芳。第17回札幌国際短編映画祭で最優秀国内作品賞を受賞した作品。

■見どころ
①観客が登場人物の苦悩や喜びを深く感じ取れるため、強烈なインパクトがある。
②光と影を使ったビジュアルエフェクトが、物語の雰囲気をより一層高めてくれる。
③現代社会における人間関係の希薄さや社会に対する深いメッセージが含まれており、深く考えさせられる。

八代崇司

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