「パリ、テキサス」「ベルリン・天使の詩」などで有名なドイツの巨匠、ヴィム・ヴェンダース監督による東京を舞台にしたドラマ映画。渋谷区内にある17カ所の公共トイレをリニューアルするプロジェクト「THE TOKYO TOILET」をPRする目的で企画の立ち上がった作品であり、主演と製作総指揮をつとめる役所広司は第76回カンヌ国際映画祭で男優賞を、作品としてもエキュメニカル審査員賞を受賞した。

■見どころ
①役所広司の演技がとにかく素晴らしく、映画の中のキャラなのに会いに行きたくなる。
②映画として大きな出来事が起きるわけではないのに、ずっとこの世界観に浸っていたい。
③劇中で流れる70年代が中心の選曲が良く、洋楽でも日本の風景とすごくマッチしている。

トニ・フロッシュハマー

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