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B0B8QR9LLR

1955年に実際に起こった、エメット・ティル殺害事件。黒人の少年・ティルが、白人女性に口笛を吹いたと因縁をつけられ、凄惨なリンチの後に殺害される。本作はアメリカ公民権運動の拡大に繋がった同事件を、60年以上の時を経て映像化した作品。60を超える映画祭の計86部門にノミネートされ、21部門の映画賞を受賞している。監督を務めたのは『クレメンシー』のシノニエ・チュクウ。主演は『ザ・ハーダー・ゼイ・フォール 報復の荒野』のダニエル・デッドワイラー。

■見どころ
①決して忘れ去られてはならない残酷な事件と、母親の愛。絶望が希望に変わっていく様子に感涙。
②温かな光と、冷たい暗闇の映像表現が凄すぎる。温度だけでなく、登場人物たちの心情すら伝わってくるよう。
③最愛の息子を失った母親を演じる、ダニエル・デッドワイラーの演技は圧巻の一言。

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4xWSZ1ShVhAw

アフリカ系アメリカ人の公民権運動における穏健派の指導者キング牧師と、同じくアフリカ系アメリカ人の急進的な黒人解放運動指導者でありイスラム教導師のマルコムXという2人の指導者に迫るドキュメンタリーシリーズ。2人の幼少期から暗殺による死までの生涯にフォーカスしている。「ビューティフル・マインド」や「アレステッド・ディベロプメント」で知られるロン・ハワードが、エグゼクティブプロデューサーとして参加している。

■見どころ
①方法は異なるが目標は同じという2人の並び立つ指導者を同時に視聴できるので、非常に勉強になる。
②1話60分が全8話と、2人の生涯についてかなりのボリューム感があって見応えがある。
③2人の生涯だけでなく、この時代のアメリカの歴史や文化についても詳しく知ることができる。

ジェイミー・ローソン

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