崖っぷちの女優と若手ディレクターが、厳しい現実に直面しながらも自分の居場所を見いだしていく姿を描いたドラマ。CMディレクターでテレビドラマの監督・脚本も手がける有働佳史が長編初監督を務め、自身の故郷・熊本県荒尾市を舞台に撮り上げた。蓮佛美沙子が梨枝役で主演を務め、『サマーフィルムにのって』の伊藤万里華がADの咲、『CHAIN チェイン』の上川周作が梨枝の同級生でタクシー運転手の拓郎を演じた。

■見どころ
①序盤のドタバタコメディから、後半は家族愛を感じる感動物語へと展開していくのが良い。
②女性同士の仕事上のバディ的な関係に憧れる。崖っぷちでも心強くて素敵だった。
③妙齢の女性ならではの悩みや生き方に共感できたり元気をもらえたりする作品。

吉田仁人

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