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1992年の映画『マルメロの陽光』で、カンヌ国際映画祭の審査員賞を受賞した映画監督ビクトル・エリセ。本作はエリセが『マルメロの陽光』以来、31年ぶりに監督を務めた長編作品。エリセ自ら脚本を担当し、『コンペティション』などで知られるマノロ・ソロが主演を務める。またエリセの長編映画第1作『ミツバチのささやき』に出演したアナ・トレントが、50年ぶりにエリセ作品に参加。他の出演者としては、『悪人に平穏なし』でゴヤ賞主演男優賞を受賞したホセ・コロナドら。

■見どころ
①まさにビクトル・エリセの集大成！80歳を越えたエリセから生み出される、全く新しい映画体験に驚き！
②観る者を引き込むストーリー展開と圧巻のラストシーンは必見。絶対に人に勧めたくなる映画！
③圧巻の映像表現！色あせた過去からゆっくりと動き出す現在への移り変わりが素晴らしい。

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スペイン・ブルガリア合作の麻薬王パブロ・エスコバルの伝記ドラマ。バージニア・バジェホの回想録「Loving Pablo, Hating Escobar」が原作で、「ロープ　戦場の生命線」のフェルナンド・レオン・デ・アラノアが監督・脚本を担当した。主演のパブロ役はスペインを代表する演技派俳優ハビエル・バルデム。パブロの妻役には「オール・アバウト・マイ・マザー」で知られるペネロペ・クルスが起用された。

■見どころ
①パブロの愛を選ぶか、メディアとして彼の悪行を暴くかのジレンマに陥るバージニアの苦しみが伝わってくる。
②夫婦で共演したハビエル・バルデムとペネロペ・クルスが、愛憎入り混じる複雑な感情を見事に表現している。

フェデリコ・フシド

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