半覚醒状態に陥った72歳のレオノールが、現実世界と物語の世界を行き来する様子を描いたコメディ映画。息子との関係に悩んでいる元女性監督のレオノールが、頭をぶつけた衝撃で物語の中に入り込んでしまう作品だ。レオノール役には御年72歳のシェイラ・フランシスコが抜擢され、本作が映画出演作品となった。監督は初長編監督作品となるマルティカ・ラミレス・エスコバルが務め、2022年サンダンス映画祭ワールド・シネマ（ドラマ）部門では審査員特別賞を受賞した。

■見どころ
①現実と物語の世界のレオノールのギャップが面白く、いつしか魅了される世界観が広がっている
②アクションあり笑いありなストーリーで、テンポの良い展開で誰でも気軽に楽しめる
③入院をきっかけにレオノールとの関係を改め始める息子・ルディと親子愛が心温まる

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幸せな家族を襲う、謎の怪異が描かれたホラー作品。監督を務めたのは、『ビバリウム』のロルカン・フィネガン。主人公を演じるのは、『007 カジノ・ロワイヤル』で英国アカデミー賞・ライジング・スター賞を受賞したエヴァ・グリーン。夫役は「キングスマン」シリーズや「シャザム！」シリーズに出演する、マーク・ストロングが演じた。また乳母役としてフィリピンのシンガーソングライター、チャイ・フォナシエが参加している。

■見どころ
①今まで感じたことのないタイプの恐怖！怖すぎて目が離せないという新しい映画体験。
②怪異の原因も分からないし、突如現れる家政婦も謎。予想させないストーリー展開も魅力！
③エヴァ・グリーンをはじめとする俳優陣の熱演が素晴らしい。息を呑む演技とはまさにこのこと。

アンソニー・ファルコン

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