新型コロナウイルスの蔓延を背景に人との交流を描いた映画作品。引きこもりの主人公ジュリが様々な人と出会い、成長していく姿が映し出されている。監督は本作が初の長編となるクァク・ミンスン。ジュリを演じるのはドラマ『賢い医師生活』や『私たちのブルース』など人気作に引っ張りだこな実力派女優のシム・ダルギ。本作は第22回チョンジュ国際映画祭に正式出品され、第47回ソウル独立映画祭フェスティバル・チョイス部門にも選出されている。

■見どころ
①少しずつ日常が変わるとともに成長していくジュリの姿に引き込まれ、心温まるストーリー
②作品にたびたび出てくるキンパが食欲をそそり、登場する食べ物も魅力的な作品
③コロナ禍という背景がリアルで、過去を振り返りながら共感できる内容が詰まっている