劇作家・演出家の八木橋努が、2015年に脚本・演出を手がけた同名舞台を自ら初メガホンをとって映画化。美容師・リコと役者・剛の同棲生活で、他者と一緒に暮らすことにより湧き上がる人間の欲望と、他者との摩擦を経て自分の本当の居場所を探す人々を描く。水中パフォーマンス集団「トゥリトネス」の森田コウが大槻、『ジムノペディに乱れる』の芦那すみれがリコ、ロックバンドBlues No More!!!の山下剛史が剛を演じた。

■見どころ
①同棲しているカップルだけでなく、夫婦や家族の暮らし方について考えさせられる。
②登場人物みんなどこか普通とちょっとずれている所が面白い。予想外の展開で良かった。
③変わった人たちの何気ない日常をのぞき見しているような背徳感が刺激される。