サン・セバスチャン国際映画祭を舞台に繰り広げられるロマンティックコメディ作品。映画祭を訪れた夫婦が繰り広げる葛藤や不思議な体験が描かれている。監督・脚本はこれまで数々の作品でアカデミー賞を受賞したウディ・アレンが担当。ウディ・アレン映画に頻繁に出演するウォーレス・ショーンが夫のモート、ジーナ・ガーションが妻のスーを演じた。第8回フェローズ賞で最優秀映画ポスター賞を受賞し、ジョルディ・ラバンダの映画ポスターが評価された。

■見どころ
①笑いを交えながらスピード感のある物語が展開し、大人が楽しめるコメディとなっている
②演技力、音楽、映像の背景、そして脚本と演出が見事にマッチし、面白さに拍車をかけている
③夫婦がすれ違いながらもどこかクスッと笑える要素があり、心温まるストーリーが魅力

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ニューヨークに暮らす人々が織り成す人間ドラマの第一人者ウディ・アレン監督が、豪勢なセレブ生活から一転して何もかもを失い、どん底の生活を送るハメになった中年女性の凋落と悪あがきの日々を描いたコメディタッチのシニカル・ドラマ。2013年アカデミー賞にて脚本賞、主演女優賞、助演女優賞の3部門にノミネートされ、『アビエイター』『エリザベス：ゴールデン・エイジ』のケイト・ブランシェットが見事主演女優賞を獲得している。共演はアレック・ボールドウィン、『ハッピー・ゴー・ラッキー』のサリー・ホーキンス、ピーター・サースガード。

タミー・ブランチャード

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