下北沢で夢を追い続ける若者たちの8年間の物語。監督の玉木慧がかつて自分の友人だった「路上で一人芝居をする役者」と「きつ音のアーティスト」をモチーフにして描いた。主人公の春太役はインディーズ映画で活躍する猪征大。レオ役は映画「PRINCE OF LEGEND」シリーズなどに出演した遠藤史也が演じた。他にも向里祐香、松本ししまる、山田キヌヲ、大高洋子、木村知貴、高橋雄祐、細井学などのキャストが出演。

■見どころ
①夢に向かって努力したり、成長したり、挫折したりする若者のリアルに心が打たれる。
②吃音をただの障害ではなく、その人の個性や魅力として表現した遠藤史也の演技力が素晴らしい。
③演劇や音楽や映画など、様々なカルチャー発祥の地として知られる下北沢の街並みや風景が美しい。

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1980年代のミニシアター「シネマスコーレ」を舞台に、名古屋の若者たちの青春劇を描いた作品。前作『止められるか、俺たちを』の続編で、若松プロダクションの創成期が映し出されている。若松孝二を演じたのは前作に引き続き井浦新が担当。脇を固めるキャストとして、東出昌大や杉田雷麟など個性派俳優たちが集結している。監督・脚本は若松プロダクション出身の井上淳一が務め、自身の経験も盛り込んだ内容となっている。

■見どころ
①古き良き時代背景が映し出され、レトロ感のある小道具や演出が味がある雰囲気を醸し出している
②井浦新演じる若松孝二がヤンチャさと温かさを兼ね備え、演技力も相まって魅力的な人物に仕上がっている
③杉田雷麟演じる井上淳一の自己肯定感の低さや葛藤する姿が、まさに若者を具現化している

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この作品は川北ゆめき監督の実話を映像化している。川北は学生時代の思いをどうしても映像化したかった。川北は脚本家のいまおかしんじと出会い、なんとか作品となった。このお話は、ボクが大好きだったまなみちゃんの結婚式に参列することから始まる。ボクはまなみちゃんとの10年間の思い出を振り返っていくが、果たしてまなみちゃんを忘れて前に進むことができるだろうか。そんな淡い恋愛を演じたのは、青木紬と中村守里の若い2人。

■見どころ
①高校生から社会人までの大事な10年間を捧げたボクの、本気の思いを受け取ることができる。
②定番のティーンの恋愛あるあるが満載！ボクが後悔しているのもリアリティしかない。
③同じ出来事に対して男女の違う目線から見られるのは面白い。男女の違いはかなり興味深いものだった。

数々の著名な監督の元で右腕として活躍してきた工藤将亮監督が手がける長編3作品目。日本映画としては10年ぶりにカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭に出品され、世界各国の観客たちから8分間にわたるスタンディングオベーションを受けた。この作品では貧困や非正規労働、若年層の出産など、沖縄県における社会問題に着目しているが、全国どこでも起こりうる問題だ。さらに全編沖縄県で撮影されたことでも話題になった。

■見どころ
①現代における社会問題、その中に生きる人のリアルな日常。それらの問題を自分ごととして考えたくなる。
②主人公のアオイ役の花瀬琴音の存在感が素晴らしい。演技にはかなり魅せられる。
③闇が深い問題の中でも、沖縄の綺麗な風景や沖縄の人々の温かさを感じることができる。

初監督作『dear TOKYO』や短編作品『ワット・ア・デイ』などで、海外からも注目される新進気鋭の映画監督・堀井綾香。本作は堀井綾香による2部作、中編『飛べない天使』と短編『prologue』を1つの映画とした作品。「飛べない天使」でダブル主演を務めたのは、『まなみ100%』の青木柚と『あの娘は知らない』の福地桃子。「prologue」に出演するのは、高橋雄祐と平井亜門、そして山田愛奈の3名。

■見どころ
①若者たちの変化が2作品に共通するテーマ。傷ついた彼らが踏み出す1歩が、明日を生きる元気を与えてくれる。
②生きづらさを感じている人はきっと共感できる。注目の若手俳優陣によるリアルな演技に注目！
③主題歌を担当したのはロックバンドのDYGL！瑞々しいサウンドが本作にベストマッチしている。

高橋雄祐

プロフィール

高橋雄祐の作品を一番多く観られるのはU-NEXT！

U-NEXTで観られる高橋雄祐の作品

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