個人映像作家として豊かな映像を生み出し、2012年に「端ノ向フ」をカンヌ国際映画祭で披露したこともある塚原監督による長編アニメーション作品。10年の熟考を経て2023年に完成した本作は、ファンタジア国際映画祭で観客賞・金賞を獲得し、世界各国から称賛を受けた。日本では2024年4月から公開される。主役である荘太郎の声は、現在「もっともチケットがとれない講談師」と名高い六代目神田伯山が演じた。

■見どころ
①自主制作アニメの先駆けとして知られる塚原監督による緻密な設定と独特の美学は、観る者を魅了する。
②「最もチケットの取れない講談師」として知られる神田伯山の声が、主人公に新たな命を吹き込んでいる。
③ファンタジア国際映画祭で観客賞・金賞を受賞したことに納得の芸術性とエンターテイメント性。

短編作品「端ノ向フ」「女生徒」「押絵ト旅スル男」を発表したアニメーション作家の塚原重義が、クラウドファンディングで集めた1500万円で制作した長編アニメの序章。自分勝手でだらしない青年探偵の荘太郎が、特別な任務を持つ少女タンネたちと一緒に冒険する物語。主人公の荘太郎の声は講談師・神田伯山。タンネ役は「響け！ユーフォニアム」で知られる黒沢ともよ。声優アイドルグループ「i☆Ris」の一員でもある芹澤優も共演する。

■見どころ
①ファンタジア国際映画祭のアニメーション部門で「観客賞・金賞」​​を受賞し、高い評価を集めた名作。
②「最もチケットが取りづらい講談師」として有名な神田伯山が務める主人公・荘太郎の演技が素晴らしい。

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