親戚の結婚式を兼ねて家族旅行に出かけた岩田家の内情が細かく映し出されたヒューマンドラマ映画。監督は2022年に『クレマチスの窓辺』で劇場公開デビューした永岡俊幸が務めた。長女の桃子役を演じた瀬戸かほが主演・原案を兼任し、他キャストには内田周作、石本径代、櫻井成美、二見悠、ミネオショウなど、個性派俳優陣が抜擢されている。本作は八王子Short Film映画祭の一般部門で審査員特別賞を受賞した。

■見どころ
①珍しい設定ながらどこかリアルに近い家族の実態を感じられ、共感できる内容も詰まっている
②家族の絆という言葉では言い表せないようなそれぞれの繋がりや、ちょうど良い距離感を感じられる作品
③ストーリー展開に派手さはないが平凡な中でも些細な出来事が散りばめられ、訴えかけてくるものがある

『寝ても覚めても』の唐田えりかと『ソワレ』の芋生悠が共演し、人生に諦めを感じていた女性が、疎遠になっていた元同級生との再会をきっかけに自分らしさを取り戻していく様子を描いた再生の物語。芋生は唐田が芸能事務所に入って初めてできた友達である。初長編作『左様なら』で注目された新鋭・石橋夕帆監督の長編第2作。第18回大阪アジアン映画祭インディ・フォーラム部門にてJAPAN CUTS Awardを受賞した。

■見どころ
①誰にでもありそうな、ごく普通の女の子である主人公の絶妙な心理描写に共感できる。
②日常の些細な会話や何気ない出来事にうまく焦点を当てていて、着眼点が面白い。
③大きな起伏が無い展開だからこそ、俳優陣の演技力が発揮されているところが良い。

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LGBT問題を、高校のクラスを舞台に描く短編作品。レインボー・リール東京〜東京国際レズビアン＆ゲイ映画祭〜のほか、京都国際映画祭「エンターテインメント映像部門」、新人監督映画祭「中編部門」などグランプリ5冠を含む計10冠受賞の話題作。監督は、ニューシネマワークショップOBで2017年公開の『尊く厳かな死』でもメガホンを取った中川駿。ドラマ『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』で鮮烈な印象を残した今田美桜など、次世代を担うキャストが瑞々しい演技を披露している。

石本径代

プロフィール

石本径代の作品を一番多く観られるのはTSUTAYA DISCAS！

TSUTAYA DISCASで観られる石本径代の作品

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