漫才協会に所属する芸人たちの喜怒哀楽を追ったドキュメンタリー。監督を務めたのは2023年に漫才協会の会長に就任したナイツ・塙宣之。漫才協会からはナイツやU字工事、青空球児・好児、おぼん・こぼんなどのレジェンド芸人、更には錦鯉などのテレビで人気の芸人も出演する。ナレーションは小泉今日子とナイツ・土屋伸之が担当。エンディングテーマはザ・ハイロウズが歌う。塙監督ならではの視点で描かれた笑いの「現在」が赤裸々に語られる。

■見どころ
①テレビやネットの時代に、あえて「舞台」に立つことにこだわり続ける芸人たちの生き様がかっこいい。
②お金が欲しいわけじゃない。ただひたすら笑いのみを追求するプロフェッショナルの姿がそこにある。
③漫才協会の外からは爆笑問題やサンドウィッチマンなど、普段テレビで見ている豪華メンバーが集結。

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広島の地方上映から大ヒットを飛ばし、最終的には全国で公開された異色の作品「彼女は夢で踊る」を2本目に据えた、広島第一劇場三部作の最終章。監督は2本目で企画・プロデュースを務めた横山雄二。自身で出演し、脚本と原作も担当している。主演は2本目に引き続き加藤雅也となっており、ほかには熊切あさ美や筒井真理子などの実力派俳優が揃い、デンジャラスのノッチや爆笑問題の太田光なども特別出演している。

■見どころ
①良い意味で「古臭い」という言葉の似合う作品で、退廃的な雰囲気がたまらない。
②モノクロとカラーが切り替わるシーンがあり、両方が効果的に良い映像に仕上がっている。
③地方局アナウンサーだという監督・出演の横山雄二の演技がとにかく目を引き、素晴らしい。

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