東京で働き適応障害と診断されてしまった女性が叔母のいる福岡県で療養し、少しずつ立ち上がっていく様子を描いたドラマ映画。短編「コロナになりました。」で海外映画祭において45の賞を受賞した増田有美監督の長編デビュー作であり、本作も2023年カンヌ国際映画祭でコンペティション部門のノミネーション最終審査まで残り、海外の映画祭で37冠を獲得した。主演は「仮面ライダー」シリーズで知られる武田航平、「着信アリ」「パレード」の小澤真利奈。

■見どころ
①ゆるい移住ライフでコメディの要素もありつつ、温かい気持ちになれる作品。
②美しい自然の描写が時おり静止画の写真も出てくるなどの表現で、存分に楽しめる。
③俳優陣の演技が素なのかと思ってしまうような自然体で、観ていてホッとできる。

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