カカオに携わる日本人たちに焦点をあてたドキュメンタリー映画。カカオの可能性に魅力を感じ、カカオ産業に真っ直ぐに向き合う日本人の活躍を映し出している。監督はドキュメンタリー映画『であること』でもメガホンをとった和田萌で、ガーナやコロンビア、日本で撮影が行われた。ナレーションには大のチョコレート好きを公言している堀ちえみが抜擢。Mpraeso合同会社CEOの田口愛とカカオハンターと呼ばれる小方真弓をメインに物語は進行する。

■見どころ
①身近なようで意外と知らないカカオの新たな魅力や、カカオを取り巻く課題に驚きの連続
②カカオ産業を変えるために奮闘する田口愛と小方真弓の姿に気付けば魅了されること間違いなし
③堀淵清治や土居恵規など、カカオに携わる人々の熱い想いに自然と胸が打たれる

世界中から衣服ゴミの集まるアフリカ・ケニアの現状を目の当たりにし、課題解決や新しいデザインのあり方を模索する様子を追ったドキュメンタリー映画。案内人はパリ・オートクチュール・ファッションウィークにおいて作品を発表し続けているファッションデザイナーの中里唯馬が務めた。監督を務めるのは映像作家としてキャリアをスタートさせ、「生きてるだけで、愛。」で新藤兼人賞の銀賞、キノタヨ映画祭の審査員賞などを獲得した関根光才。

■見どころ
①ファッション業界の環境負荷という面にフォーカスし、自身の消費についても考えさせられる。
②衣服ゴミの多く集まるケニア現地の住民の意見には、ハッとさせられることが多い。
③ファッションとごみ、両方に対しての価値観の大きく変わる社会性がうまく映像になっている。

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