小児がんを抱える少女の生涯を描いたヒューマンドラマ作品。実際に小児がんを患い12年の生涯を遂げた森上翔華のエピソードを盛り込んでいる。『ある町の高い煙突』を手掛けた松村克弥がメガホンを取り、とめぞうや渡辺健一が共同プロデューサーとして名を連ねた。主人公の翔華役にはオーディションを勝ち抜いた新倉聖菜が抜擢され、映画初出演ながら堂々とした演技を披露。他キャストには北原里英や布川敏和など個性あふれる俳優陣が出演している。

■見どころ
①病気をテーマにしながらも全体を通してコメディタッチで、ハートフルな物語となっている
②翔華の持ち前の明るさで家族や病院の仲間たちを変えていき、見ている側も元気をもらえる
③進行していく病気の恐ろしさとは裏腹に、翔華の前向きでいつも笑顔な姿に涙が止まらない

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『性の劇薬』の城定秀夫が監督、『愛がなんだ』の今泉力哉が脚本を務め、瀬戸康史の主演で一方通行の恋愛が交差するさまを描いたラブコメディ。R15+指定のラブストーリー映画を製作する、城定と今泉のコラボレーション企画L/R15のひとつ。『窮鼠はチーズの夢を見る』のさとうほなみが恋人役として出演。第24回ウディネ・ファーイースト映画祭にて脚本賞、第44回ヨコハマ映画祭にて主演男優賞をそれぞれ受賞した。

■見どころ
①高校生の純粋な恋と、大人の自己中心的な愛が対比的に描かれている様子が面白い。
②まっすぐなキャラクターが多く、彼らの感情的な言動に観ていて心を揺さぶられる。
③複雑に絡み合う男女の関係の中に、誰もが共感できる部分がちりばめられている。

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