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世界的指揮者として名を馳せるレナード・バーンスタインと、女優でピアニストのフェリシア・モンテアレグレの結婚生活を描いた作品。夫婦として2人が歩んだ生涯を振り返る愛の物語だ。監督・脚本はブラッドリー・クーパーが担当し、作中ではクーパーが厳選した楽曲やバーンスタイン指揮を務めた楽曲も披露されている。本作は第80回ベネチア国際映画祭コンペティション部門出品され、第81回ゴールデングローブ賞にもノミネートされている。

■見どころ
①華々しいキャリアの裏に隠された葛藤や夫婦の愛の奇跡に心が動かされ、感動すること間違いなし
②若き日の姿をモノクロ、晩年の姿をカラーで描き、時代によって対照的に描かれた演出が魅力
③作品とマッチする音楽が優雅でありながら、ストーリーをより伝える手段として重要な役割を果たしている

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体重が272kg、いつ死んでもおかしくない男性の表現において、メイクアップ＆ヘアスタイリングと主演男優の部門でアカデミー賞を獲得。主人公が精神的に追い詰められていく描写に定評のあるダーレン・アロノフスキー監督が、同性愛や医療と宗教の対立など、現代性の強い課題に対して正面から取り組んだ力作。劇作家の実体験をもとに書かれた舞台劇が原作となっているワンシチュエーションのヒューマンドラマ作品。

■見どころ
①長いブランクからのオスカー獲得で見事に返り咲いた、ブレンダン・フレイザーの迫真の演技。
②劇中に名著「白鯨」のメタファーが散りばめられていて、ストーリーに奥行きが感じられる。
③主人公が昔関係を絶った妻と娘、専属の看護師にたまたま訪れた宣教師という個性的なキャラクター。

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『マルコムX』『ドゥ・ザ・ライト・シング』など黒人社会をテーマにした作品で知られるスパイク・リー監督が、第二次世界大戦下のイタリアで戦った黒人部隊を描いた戦争ドラマである。原作はジェームズ・マクブライドの同名小説。出演は『大いなる陰謀』のデレク・ルーク、『悲しみが乾くまで』のオマー・ベンソン・ミラーほか。スパイク・リー監督がイタリアに送られた米軍黒人部隊「バッファロー・ソルジャー」にスポットを当て、人種差別が残るアメリカのために戦う黒人兵士たちの葛藤と彼らに起きた奇跡を描き出した。黒人兵士とイタリアの少年の心温まる交流も見所である。

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