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当時の邦画興行記録第1位に輝いたジブリアニメ。日本を舞台にした作品で、製作費・製作期間は、本作以前のスタジオジブリ作品と比べて倍以上かかっている。原作・脚本・監督は宮崎駿。米良美一が歌う主題歌も話題になった。作画監督は安藤雅司、高坂希太郎、近藤喜文の3人。音楽は宮崎アニメの常連である久石譲。主役のアシタカを演じるのは、宮崎作品『風の谷のナウシカ』にも出演していた松田洋治。出演はほかに石田ゆり子、田中裕子、小林薫、森光子、森繁久彌など。

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原作は週刊少年ジャンプに連載された冨樫義博の漫画。この劇場版では、漫画ともTVアニメとも違うオリジナルストーリーが展開する。監督は劇場版「ポケットモンスター」シリーズの飯島正勝。脚本は大橋志吉、富田祐弘、橋本裕志。キャラクターデザイン・総作画監督は『ラーゼフォン』の菅野宏紀。また原作者の冨樫が、劇場オリジナルキャラクターのデザインを担当している。音楽は本間勇輔。出演は佐々木望、千葉繁、緒方恵美、檜山修之など。

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スタジオジブリ制作の長編アニメーション映画。監督、原作、脚本を宮崎駿が担当。前作『魔女の宅急便』に続き日本の劇場用アニメ映画の興行成績日本記録を更新した作品で。1920年代後半のイタリア・アドリア海を舞台に豚の姿をした退役軍人の物語。森山周一郎演じる主人公ポルコ・ロッソの「飛ばねぇ豚はただの豚だ」のセリフは有名で、劇場予告編でも使用されている。ヒロインのマダム・ジーナを演じた加藤登紀子が歌う『さくらんぼの実る頃』はヒット曲となった。

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「魔女の宅急便」は1989年の7月29日にスタジオジブリが公開した日本のアニメ映画。宮崎駿監督がスタジオジブリで作った長編映画では、初めて他人が書いた原作を基にしている。原作は角野栄子の同名の児童文学で、魔女の血を受け継ぐ13歳の少女キキの成長物語となっている。主題歌は荒井由実が歌った「ルージュの伝言」「やさしさに包まれたなら」。キャッチコピーは「悲しんだり落ち込んだりもしましたが、私は元気です」。

■見どころ
①13歳の少女が人との出会いや別れを通して自分自身を見つめ直し、自信を取り戻していく姿に感動する。
②北ヨーロッパの架空の町をイメージしたというコリコの街の海や時計塔、風車などの美しい風景が目を引く。
③ユーミンの歌う「ルージュの伝言」と「やさしさに包まれたなら」が映画の雰囲気を盛り上げてくれる。

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大友克洋の同名漫画で、1982年から1990年にかけて週刊ヤングマガジンで連載されていた『AKIRA』が原作。大友克洋自らが製作した長編SFアニメーション作品である。特に日本国外で高い評価と熱狂的な支持を得て、世界における日本のアニメーションブームの先駆け的な存在となった。

監督の大友克洋は他に『迷宮物語』や『スチームボーイ』といった劇場版アニメを製作している。脚本は『スケバン刑事 風間三姉妹の逆襲』の橋本以蔵と大友が共同執筆。

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スタジオジブリ制作の長編アニメーション作品第2弾。同時上映は高畑勲監督の『火垂るの墓』。監督、脚本、原作を宮崎駿が担当。昭和30年代、日本の原風景を背景に、主人公のサツキ、メイ姉妹が出会う「へんな生きもの」トトロとの不思議な交流を描いた。音楽は数多くの映画主題音楽を手掛ける久石譲。本作品のエンディングテーマ曲『となりのトトロ』は宮崎駿が作詞した。サツキとメイの声を日高のり子、坂本千夏のベテラン声優が務めた一方、スタジオジブリ作品のキャッチコピーを多く手掛けた糸井重里が父親の声で出演している。

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「ガリヴァー旅行記」をモデルにした空に浮かぶ伝説の城をめぐる冒険活劇のアニメーション映画。1986年、スタジオジブリとしては初制作となった宮崎駿監督の長編第3作目。ファンタジーの要素が強く少年少女を主人公としているが、軍隊によるラピュタの兵器としての利用など大人向けの要素も含まれており、幅広い年代からの指示が多い作品である。TV放送時には劇中に登場する呪文「バルス」がリアルタイムで一斉にSNSに投稿され、社会現象ともなった。

■見どころ
①大人になってからでも何回目でも楽しく観られるという圧倒的なクオリティが凄い。
②パズーとシータのまっすぐな正義感と希望を持つ純粋さが見ていて惚れ惚れしてしまう。
③悪役のムスカ大佐が言うセリフにも、思わず考えさせられてしまう深さと魅力がある。

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宇宙船「スターライト号」に乗る若者たちの、苦難を乗り越え前向きに生きる姿を描くSFアニメーション映画。『宇宙戦艦ヤマト』の西崎義展が製作総指揮を取り、「ヤマト復活3ヶ年計画」第一弾として発表された。

総監督は、同じく『宇宙戦艦ヤマト』にも携わった舛田利雄。主人公の声は『インデペンデンス・デイ』など洋画の吹き替えも多く担当している人気声優・古川 登志夫が務めている。映画のキャッチコピーは「北欧神話の謎とロマン！時空を越えて、いま…」。

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1974年に初めてTVアニメが公開されて以来、映画などで多くのシリーズ作品が発表されたアニメ『宇宙戦艦ヤマト』。1980年公開のアニメ映画『ヤマトよ永遠に』は、劇場版アニメシリーズの第三作である。宇宙戦艦ヤマトで再び40万光年離れた暗黒星雲まで宇宙を旅する古代進の地球防衛艦隊と黒色艦隊との戦いを描く。監督は『錆びたナイフ』や『完全な遊戯』を手掛ける映画界の舛田利雄と『銀河鉄道999』作者の松本零士の二人だ。製作は『ワンサくん』で企画とプロデューサーの西崎義展。声優は『銀河鉄道999』や『UFOロボ グレンダイザー』に出演した富山敬、『シティーハンター』で野上冴子役の麻上洋子、仲村秀生など。

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松本零士による同名漫画のアンドロメダ編を再編成した劇場版アニメ作品。ゴダイゴが歌った主題歌もヒットした。監督は『メトロポリス』のりんたろう、キャラクターデザインは『デビルマン』の小松原一男、美術は『セロ弾きのゴーシュ』の椋尾篁。この3人は同じ松本原作のTVアニメ『宇宙海賊キャプテンハーロック』のスタッフでもある。また監修として市川崑が名を連ねている。製作した東映動画にとっては、本作が初の自社製作劇場映画。日本アカデミー賞特別賞を受賞した。

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